日産自動車大学校は、日産愛知自動車大学校の学生が制作したカスタマイズカー「Re30 スカイラインシルエット」を、富士スピードウェイで開催される「WHEELVERSE 2026」に出展する。
同車は、自動車整備・カーボディーマスター科31期生の3年生が、板金など車体整備課程の研鑽として制作した。これまで東京オートサロンなどで注目を集め、SNSや各メディアでも話題になってきたという。
コンセプトは、1980年代のレースシーンで活躍した「スカイラインスーパーシルエット」への強い影響を受け、当時のスーパーシルエットを現代に蘇らせることだ。展示は旧車やカスタムカーの愛好家だけでなく、最新の自動車トレンドに敏感な層にも見てもらう機会と位置づける。
出展日時は2026年11月3日(火)9:00から17:00。会場は富士スピードウェイである。
「Re30 スカイラインシルエット」
車両は「Re30 スカイラインシルエット」。制作期間は2.5か月。ベース車両には1980年代を代表するスカイライン(R30)の4ドアセダンを採用し、大迫力のスーパーシルエットを実用性を兼ね備えた4ドアで実現することを目指した。
車名の「Re」は、Reborn(復活/80年代の活気ある車)、Respect(尊敬・敬意)、Remake(私たちが作り直す)を意味する。リアルタイムでスーパーシルエットを知る50代、60代への懐かしい提案であると同時に、当時のモータースポーツを知らない若い世代にもエネルギーを伝えたいという意図が込められている。
外装では、スーパーシルエットの巨大なフロントスポイラーをフロントバンパーで再現し、リヤフェンダーはスクエア形状で大胆に拡幅した。ワイド化に伴うドア開閉の難しさについては、学生の技術で充分なクリアランスを確保し、スムーズな開閉を可能にしたとしている。フェンダー拡幅に合わせてテールランプの位置も変更した。
内装は、当時を知る人には懐かしさ、若い世代には当時の雰囲気を味わってもらうため、極力純正を活かした。フロアマットは、シートのブルーが際立つよう派手さを抑えつつデザイン性を加え、オーダーメイドで制作し、淵糸までこだわったという。
ボディカラーは、スーパーシルエットへのリスペクトから赤と黒をオマージュ。赤色部分にはラメを加え、派手さの中にも現代的な魅力を引き出す狙いがある。
日産自動車大学校は全国に5校(栃木・神奈川・愛知・京都・愛媛)を持つ自動車整備専門学校である。教育理念として「つねに時代をリードする人間力・技術力を兼ね備えた自動車エンジニアを育成し、自動車業界および社会の発展に貢献する。」を掲げている。




