ポルシェ 911GT3、怒涛のニュルアタック!!

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ポルシェ 911GT3、怒涛のニュルアタック!!
ポルシェ 911GT3、怒涛のニュルアタック!! 全 2 枚 拡大写真

ドイツの自動車メディア、『スポーツオート』は、ドイツ・ニュルブルクリンクにおいて、ポルシェ『911GT3』のタイムアタックを行った。その映像が、動画共有サイトで公開されている。

【画像全2枚】

『911』シリーズの NAエンジン最高峰モデルが「GT3」。ポルシェは3月のジュネーブモーターショーで、911GT3のマイナーチェンジ仕様を発表した。

2006年に登場した現行911のGT3は、3.6リットル水平対向6気筒(415ps)を積んでいた。マイナーチェンジでは、エンジン排気量を3.8リットルに拡大。このユニットは「カレラS」、「カレラ4S」、「タルガ4S」の3.8リットルをベースに専用チューンを施したもので、吸排気のバリオカムなどにもチューニングは及んでいる。

新しいGT3のスペックは、従来の3.6リットル(415ps、41.3kgm)から3.8リットル(435ps、43.8kgm)へ進化。クロースレシオの6速MTとの組み合わせにより、0 - 100km/h加速4.1秒、最高速312km/hと、旧GT3の4.3秒、310km/hを上回るパフォーマンスを獲得する。

足回りの熟成も図られた。4輪独立で減衰力を調整するPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントシステム)、ハード走行時にエンジンマウントを硬化させるPADM(ポルシェ・アクティブ・ドライブトレイン・マウント)、トラクションコントロールやスタビリティコントロールを2段階で解除できるPSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメント)など、サーキット走行を視野に入れた先進装備を採用。強化仕様のカーボンセラミックブレーキも設定された。

エクステリアは機能性重視の変更を受け、大型リアスポイラーは、さらなるダウンフォース向上を狙ってデザインを一新。フロントバンパーはエアインテーク形状を変更した。ヘッドランプはバイキセノン、テールランプはLED化され、フロントには段差を超える際に、車高が30mm上下できるリフティングシステムを用意している。911GT3の日本での価格は、1712万円だ。

サーキットで本領を発揮するべく開発された911GT3。そのニュルアタックの様子は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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