運輸省は、1999年度第3四半期(10月〜12月)の自賠責保険の支払いに関する審査会、再審査会の開催状況を発表した。運輸省は、自賠責保険の支払いを適正化するため、審査会、再審査会で自賠責保険金の支払いや後遺障害の等級に異議を受け付けて、四半期ごとに開催状況を公表している。 第3四半期間の審査会の有無責等審査会は28回開催され、517件を審査した。うち、被害者の過失割合を70%未満に認定する減額無しが75件。重過失減額は245件、被害者の過失割合が100%で、自賠責保険は支払われない無責が179件、再調査が18件。後遺障害審査会は16回開催、45件を審査した。このうち、等級変更が11件、等級変更無しが30件、再調査が4件だった。 再審査会の方は、有無責等再審査会を3回開催し、14件を審査した。うち1件の変更が認められ、13件が異議却下された。後遺障害再審査会は2回開催し、2件を審査したが2件とも異議却下となった。 |
自賠責保険は正しく払われているのか? 審査・再審査の会議結果を発表
自動車 社会
社会
《レスポンス編集部》