総生産1000万台を下まわり、自動車業界が本格リストラ開始!?

自動車 社会 社会

昨年、日本国内で生産された自動車(4輪車)の数が、20年ぶりに1000万台を下回った。国内需要の低迷に加えて輸出も減少し”ダブルパンチ”に見まわれたもの。雇用維持のめやすとされる1000万台をわりこんだことで、雇用不安が現実のものとなってきた。

99年の自動車生産台数は前の年にくらべ1.5%減り989万5476台と2年連続のマイナスとなった。国内むけ生産が前の年の0.3%の減となったほか、輸出むけ生産も2.6%のマイナスと、国内・輸出のいずれもふるわなかった。

日本メーカー各社は現地生産化をすすめており、輸出の減少は予想の範囲内。しかし、国内市場の回復の遅れにより生産台数の縮小がさらにすすめば、自動車産業に従事する人たちの本格的なリストラも現実のものになりかねない…。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「ノイエクラッセ」をマイチェンで導入!? BMW『2シリーズクーペ』最新デザイン情報を入手
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る