ジュネーブショー出品車、キャデラック『IMAJ(イマージュ)』

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ジュネーブショー出品車、キャデラック『IMAJ(イマージュ)』
ジュネーブショー出品車、キャデラック『IMAJ(イマージュ)』 全 1 枚 拡大写真

2000年に発表されるGMからのコンセプトカーの最後を飾る、ジュネーブオートショーで発表予定のキャデラック2000コンセプト。オートショー開催を前に、このクルマの命名が決定した。

その名はIMAJ(フランス語のイメージの発音で、イマージュと読まれる)。2月28日のジュネーブオートショーを前に、最終的な仕上げの真っ最中である。この4人乗りラグジュアリーカーのコンセプトは、「21世紀にふさわしいテクノロジーを使った、ラグジュアリーで伝統的なクルマ作り」。

キャデラックは昨年エボックラグジュアリーロードスターを発表しているが、イマージュはこの流れを汲み、これからのキャデラックのデザインコンセプトを占う上で重要なクルマとなりそうだ。オールホイールドライブ、スーパーチャージのノーススターV8エンジンを搭載したイマージュは、「世界でもっとも洗練されたセダン」とキャデラック関係者が胸を張る一台。ビジネスにもパーソナルにも合わせた雰囲気と実力を持つ、というのがセールスポイントだ。

エボックと共に、イマージュはキャデラックの、そしてGMのハイエンドプロダクトの両輪となる予定だが、それにふさわしいデザイン、パフォーマンス、クオリティを兼ね備えたクルマ。シャープなボディラインは未来的でありながらまぎれもなくキャデラックの特徴を持ち、エンジンフードの下には425psの強力な心臓。ペダルシフトによってリアドライブからオールホイールドライブに早変わりするテクノロジー。もちろん標準装備としてデルファイ製のコミュニケーションシステム、セーフティテクノロジーが用意されている。夜間にはレーダー装置が働き、ミラーの代わりに障害物などを察知して警告音を発するという。

GMの最先端テクノロジー、デザイン、ラグジュアリーを兼ね備えたイマージュ、ジュネーブでどのような反応を受けるのか、今から楽しみだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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