石原都知事、東京大気汚染訴訟そっちのけで「行政にも責任はある」発言!! どういうこと?

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1月31日に判決が出た尼崎公害訴訟で、国に大気汚染排出の差し止め判決が出たのを受けて、石原慎太郎東京都知事は「行政にも責任はある」と述べた。ちなみに東京都は、住民らが訴えている東京大気汚染訴訟では被告の立場で、「都に責任は無い」と争っている中での都トップの発言は、今後の裁判に大きな影響を与えそうだ。

尼崎公害訴訟では、大気汚染の排出差し止め策を怠ってきた国の責任を認め、損害賠償の支払いと大気汚染排出差し止めを命令した。東京大気汚染訴訟では、ぜんそく患者など約330人が国、道路管理者、都、自動車メーカーに対して約70億円の損害賠償と大気汚染排出差し止めを求めている。都はこれまで、裁判では「都に責任は無い」と争ってきたのに、石原都知事は「東京で起きている裁判も尼崎と同じ」と述べ、行政責任の所在を認めた。

ディーゼルNO作戦を実施している手前、引くに引けない事情があったとはいえ、都のトップが行政責任を認めたことから、今後の裁判の成り行きに与える影響は大きいと見られる。

《レスポンス編集部》

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