自民党、ディーゼル政策で石原東京都と真っ向勝負

エコカー 燃費

自民党の交通部会、商工部会、環境部会の三部会は、東京都のDPF(ディーゼル微粒子除去装置)の装着義務付けなどの対策を検討するため、環境のワーキンググループを新設する方針を固めた。

東京都のDPF義務付けなどのディーゼル対策が「行き過ぎ」の傾向があると判断、その一方で尼崎公害訴訟の神戸地裁判決など都市部のディーゼル対策を早急にとる必要があるため、ワーキンググループを設置して、これについての対策を集中的に検討する。

自民党の交通部会は運輸省、環境部会は環境庁、商工部会は通産省をそれぞれ担当している。ディーゼル問題は環境だけでなく、運輸省所管のトラック運送事業者や通産省所管のトラックの生産・販売にも影響があるため、三部会で対策を検討、政治家主導で東京都に対抗していく。

銀行の外形標準課税導入では東京都に軍配が上がるのが濃厚で、政府は出し抜かれたかっこうだが、ディーゼル問題ではこの二の舞とならないよう早く、集中的に取り組み、政府に主導権を奪回しようとの目論みがあると見られる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る