【日本NCAP発表 Vol. 6】ハイブリッド車から白煙が!

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【日本NCAP発表 Vol. 6】ハイブリッド車から白煙が!
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今回の自動車アセスメント試験では、トラブルとも思える「事件」が相次いだ。まず『プリウス』だ。前面衝突試験の際、白煙が発生、一瞬ハイブリッド爆発か、との緊張感がはしった。これは衝突でトランク内の補機バッテリーが破損し、内部ショートし希硫酸蒸気が漏れたためで、白煙は人体に有害なものでないと判断された。

トヨタ『クラウン』とダイハツ『ミラ』は、衝突した際にドアロックが自動解除する機能を持っているにもかかわらず衝突しても作動しなかった。側面衝突で集中ドアロックが勝手に作動して、ロックされる車種もあった。

さらに側面衝突試験で、スズキ『ワゴンR』、ホンダ『ライフ』、三菱『トッポBJ』、日産『エルグランド』、三菱『パジェロ・イオ』、トヨタ『イプサム』、トヨタ『タウンエース・ノア』は横転した。予想通りノッポ車と軽自動車が横転したわけだが、運輸省では「横転したからといって安全上問題があるわけでは無い」としている。

さらに、タウンエース・ノアは、側面衝突試験で燃料漏れが発覚、調べると製造後にシールを再度組み付け直したことに原因があるとされ、運輸大臣に改善対策の届け出となった。発覚のきっかけが自動車アセスメント試験となり、メーカー担当者はさぞ冷や汗ものだっただろう。

お詫び:一時、パジェロ・イオに燃料もれがあったと報じましたが、タウンエース・ノアの誤りでした。お詫びして訂正いたします。(編集部)

《レスポンス編集部》

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