クルマに乗ってでかけよう! ---トヨタ、Gazooで旅行情報も提供

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トヨタ自動車は、ビジュアル情報ネットワークシステムの「Gazoo(ガズー)」に旅行情報を提供する「旅行街」を開設して、5月上旬から情報提供サービス開始する。ガズーは1998年4月のサービス開始以来、現在までに、自動車街、商店街、メディア街の3つのモールを設けており、旅行街が4番目のモールとなる。日本交通公社(JTB)の協力を得て行うもので、JTBが選んだ国内3000軒のホテルや旅館情報を掲載し、インターネット上で宿泊予約を受け付ける。

同サービスでは、経度・緯度などの位置情報を入力することで該当地図が入手できるマップシステムを用いて、ドライブルートなどの情報も提供し、将来的にはメモリースティックなどの記憶媒体対応型のカーナビゲーション・システムとの連動も行う。このほかに、近隣のレジャー施設、名所などの情報も提供する。今後、ペンションやビジネスホテルなどの商品情報も加えていくという。

また、メディア街では従来のゲームや音楽、映像ソフトの提供に加えて、5月上旬からは新たに書籍のネット販売も開始する。当面、150万タイトルに及ぶ書籍を扱う計画だ。

トヨタはガズーで今年2月にメディア街を立ち上げており、今回の旅行街のサービス開始で、さらにその規模が拡大することになる。その展開は、時流に乗っていることもあり、かなり急だ。今後、ガズーを中心とする情報通信事業が住宅、航空、マリンに続くトヨタの新規事業展開の柱になる可能性は大いにある。むしろ、将来発展の可能性からすれば、情報通信事業は他の新規事業と比べものにならないくらい有望といえる。

IT分野でもシェアの拡大と、一人勝ちを狙うトヨタの動きは、まだ当分の間は止りそうにはない。

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