長かった……約30年の歳月を経て、四国縦貫道ついに全通!!

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日本道路公団(JH)は、四国縦貫自動車道の1つである松山自動車道の伊予インターチェンジ(IC)から大洲ICまでの延長31.8kmの区間が、7月28日午後3時に開通すると発表した。四国縦貫自動車道は1972年6月、JHが国から施行命令を受けて建設が始まったが、今回の全線開通まで、実に28年間の歳月を要した。

四国縦貫道は徳島市を起点とし、愛媛県川之江市、松山市を経由、同県西部にある大洲市までを結ぶ、総延長222.2kmの高速道路。 今回開通する区間は、JRと一般国道を横過する橋梁が3橋あることや、地形が急峻な山間部を通過することから、橋梁、トンネルが全体の48%を占める。

この開通により、並行する一般国道56号線の交通分散が図られ、交通混雑緩和に寄与する。松山市中心部から大洲市中心部まで、従来の一般国道経由で80分を要していたが、今回の開通により予測所要60分と、20分の時間短縮が図れる見込みだ。

車線数は2車線で、設計速度は80km/h。今回開通区間の工事費は1351億円。

《レスポンス編集部》

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