「カーナビは逆探知される!?」ITS議員連盟でのおはなし

自動車 テクノロジー ITS

自民党の中にITS議員連盟というものがある。ITS(高度道路交通システム)は、2兆円産業ともいわれているほど、今後の発展が期待されており、担当する省庁も運輸、建設、郵政、警察、通産にまたがるため、ITS議連で調整しながら産業を発展させよう(実際は利権を分配しよう)というものだ。この議連での話。

議員「国税庁長官がカーナビは逆探知され、クルマの所在位置が常に監視される可能性があるという話を聞いたそうだが、そういったケースに対するセキュリティ対策はできているのか?」

郵政省「カーナビは受信専用で、携帯電話などで自ら信号を送る行為をしない限り、探知することは不可能です」

議員「その長官はその話を聞いて、カーナビを取り外したそうだが」

郵政省「カーナビ単体は本当に受信しかできませんので、それで外したと言われても…」

議員「……」

そもそも霞ヶ関や永田町当たりをグルグル回るだけの公用車に国民の貴重な税金で購入したカーナビが必要なのか疑問も残る(公務で温泉に賭け麻雀をしに行くなら必要かもしれない)が、日本のITSの先行きを示す質疑だった。

《レスポンス編集部》

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