ローバーの日本法人親会社であるBMWジャパンは、ランドローバー『ディスカバリー』Tdiのかじ取り装置に不具合があったとして運輸大臣に対して改善対策を届け出た。対象となるのは1996年7月4日から97年7月16日までに輸入された2333台。
対象のクルマでは、かじ取り装置のパワーステアリング・ポンプにおいてポンプの駆動軸に製造不良のものがあり、そのままの状態で使用を続けると当該駆動軸が破損し、最悪の場合パワーステアリングの機能が損なわれる。
不具合件数は12件。発見は運輸省によるリコール処理体制監査の時に発見され、指摘された。