【ホンダF1ストーキング】ビルヌ-ブの限界走行、マシンも限界?

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BARホンダは当初からハイダウンフォースのコースで苦戦してきた。モナコでもウィングを立てて対処するもののパワーが思うように駆動輪へ伝わらない。予選ではジャック・ビルヌーブにエンジントラブルが出て17番手、リカルド・ゾンタは20番手と、今シーズン最悪のグリッド。決勝はスタートを再三繰り返し、ジャック、リカルド共にTカーに乗り換えることとなった。

ジャックは、ピットインを遅らせる作戦も功を奏して終盤には7位に上がった。3戦続いたトラブルによるリタイヤの連鎖を断ち切って、完走。「こういう混乱した状況だと入賞も最下位も有り得た」とジャック。「7位完走は悪くないが、あれだけの努力の末にポイントを取れなかったのは欲求不満だ。タイヤさえ持てばピットイン無しでもっと長く走ることもできた」

BARホンダのマネージング・ダイレクター、クレイグ・ポロックは「モナコで、17番グリッドから7位まで上がれたのは、ジャックならではの芸当だ」と言う。本田技術研究所の保坂武文マネージング・ダイレクターも「ジャックはまったくのノーミス、マシン性能を極限まで使った」と語る。

一方10位まで順位を上げていたゾンタは、49周目の1コーナー手前の凹凸でクルマが跳ねてクラッシュ。「ハードに攻めて、結局バリヤに突っ込んでしまった。けれどレース自体には満足している。次はもっと早くからマシンを仕上げる自信がついた」

保坂ダイレクターは、ジャックの走りが現在のマシンの限界だという。しかし「われわれに足りないものが何か認識できた。モナコGPは、今後マシンを改良していくためのターニングポイントになるだろう」

《石田真一》

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