大容量の通信インフラとネット対応カーナビがもたらすモノとは

自動車 テクノロジー ITS

郵政省は通産省や民間企業などと共同で、カーナビゲーションを使い、観光情報やショッピング関連の情報を流すITSの実証実験を2001年から始めることになった。

これは2001年にもサービスが開始されるという、大容量データ通信の機能を備えた次世代の携帯電話と、インターネット対応型のカーナビを組み合わせることで、経路上の渋滞情報や観光地情報、さらには音楽ソフトの配信など、ありとあらゆるデータをクルマの中から送受信しようというもの。本人認証の技術の確立も計画のひとつで、実現した場合には、ホテルの予約などもカーナビ画面でできるようになるという。

高速・大容量通信とカーナビ技術の組み合わせは、かなり以前から言われていたものだが、郵政省では「基幹となる技術が徐々に確立し、実現に近づく時期がきた」として、通産省などの省庁や、トヨタなどの民間企業にも実現に向けての協力を要請、共同で開発に当たることになった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  2. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  3. VW『Tロック』新型、安全性で最高評価の5つ星…ユーロNCAP
  4. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー『テメラリオ』、1台限りのクリスタルペイント仕様を公開…320時間の手作業で実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る