ボルボ開発秘密基地の全貌、ついに公開!!

エコカー 燃費
ボルボ開発秘密基地の全貌、ついに公開!!
ボルボ開発秘密基地の全貌、ついに公開!! 全 4 枚 拡大写真

30日に行われたボルボ・カーズ・ジャパンの記者会見では、ボルボが誇る衝突実験施設「セーフティセンター」の全貌も明らかにされた。

【画像全4枚】

この施設は、ボルボ社が6億5000万クローナ(約100億円)の巨費を投じ、建設されたもの。長さ154mと、稼動する108mのトラック(軌道)を使い、双方のトラックに実験車を走らせることで、実際の道路上で起こる事故(正面衝突からオフセット衝突、側面衝突など)をすべてシミュレーションできるという。稼動する側のトラックは0〜90度の角度でコースを設定することができ、誤差25mmという驚異的な精度で衝突部位を決められる。

もちろん通常の実験で使われる可動バリアも用意されているが、これは重さが850トンもあるというもので、大型トラックなどの衝突実験も可能なものだ。かなり重いバリアだが、12個のエアクッションが下部に備え付けられており、実験施設内での移動もラクに行える。

また、これ以外にもスーパーコンピューターを使用した施設もあり、こちらは実車を衝突させることなく、机上で何度も繰り返し衝突実験をできる。パーツの強度や構成を変えながら実験を進めることができ、完成車を衝突させるのと同内容の実験を、4時間に1台のペースで実施可能だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  2. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  3. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  4. 日野自動車・人事異動 2025年12月1日付
  5. スバル『ソルテラ』改良新型、最高の5つ星評価を獲得…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る