ベネズエラ政府がキレた。フォードとファイアストンを刑事告発へ

自動車 社会 社会

ベネズエラ政府は31日、ファイアストン製タイヤ『ウィルダネス』を装着したフォード『エクスプローラー』の事故が国内で多発しているのに、両社が必要な情報開示を怠り、ユーザーを危険にさらしたとして、刑事告発の検討を行っていることを明らかにした。

これはベネズエラ国内で、ファイアストン製のタイヤを装着したエクスプローラーが事故を起こし、これまでに42人が犠牲になっている問題が発端。この問題について、フォードの副社長が「1998年からトラブルを把握していた」と発言したものの、実際にリコールが行われたのは今年5月であるという点を「明らかな情報の隠蔽である」と、ベネズエラ消費者保護局(INDECU)が指摘。検察当局に対して捜査を行うように告発した。また、フォードに対しては「エクスプローラーのショックアブソーバーの交換、シャシーの補強を行う再リコール」を求めている。

ベネズエラでは今年5月、ファイアストン社製タイヤを装着した3万台のエクスプローラーのリコールが行われているが、この事実はつい最近までアメリカ国内では知らされていなかった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る