停止標識を無視するとブレーキを踏んでくれるクルマ……楽じゃん

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停止標識を無視するとブレーキを踏んでくれるクルマ……楽じゃん
停止標識を無視するとブレーキを踏んでくれるクルマ……楽じゃん 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11日、交通事故の低減を目指し、CCDカメラやレーダーなどを装備した先進安全自動車『ASV-2』を開発したと発表した。これは運輸省が推進する先進自動車=ASV(Advanced Safety Vehicle)研究開発推進プロジェクトによる規格に則ったもので、トヨタとしては1995年に開発した『トヨタASV』に続いたものとなる。

【画像全2枚】

今回のASV-2は『プログレ』をベースとして、CCDステレオカメラとミリスキャンレーダーによる前方監視装置、車線逸脱防止装置、カーナビと連動した速度警告装置などが設置されている。このうち、前方監視装置はカメラやレーダーから得た前方の障害物を画像処理システムにより把握、路面とタイヤの摩擦係数から衝突危険距離までの時間を演算し、危険がある場合にはドライバーに対して音声と画像で警告し、それを行っている時間がないと判断した場合には、コンピューターが自動的にブレーキをかけるという優れものだ。

また、カーナビと連動しており、カーブでスピードを出しすぎていた場合や、一時停止標識を無視して進行しようとした場合などにも警告し、場合によってはこちらも速度制御を行う。

《石田真一》

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