自動車の電気パワーが現在の12ボルトになったのは1950年代のこと。しかし今後の車載コミュニケーションシステムの普及を考えると、12ボルトでは不足することは明らか。そこで現在自動車業界はグローバルな新スタンダードを模索している。
インターネット、オーディオ、ヒーティングシートなどを搭載した場合に必要と考えられるボルテージは42。もし42ボルトの新スタンダードが実現すれば、ハイブリッド車の普及にも大きな利点がある、と考えられている。現在の方向で自動車の開発が進めば42ボルトの新基準採用は時間の問題のようだ。