二酸化炭素が2年連続減少!! でも喜べないその理由

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環境庁は1998年度の温室効果ガスの総排出量が、二酸化炭素(CO2)換算で13億3600万トン、前年度比3.5%減少したと発表した。これで2年連続で温室効果ガスは減少したものの、京都議定書に規定された基準年である1990年との比較では、なお約5.0%上回っている。

温室効果ガスのうち、最大の量を占めるCO2は11億8800万トンで、同3.8%減となった。景気低迷による生産活動、輸送活動が低調だったことから、CO2排出量も少なかったと見られている。しかし、そのCO2も1990年レベルと比較した場合、5.6%増加しているのが現状だ。

景気低迷による地球温暖化防止などの改善がいいのか、それとも景気は好転しているが、環境は悪化---どっちがいいのかは今後の環境対策の政府の取組みにかかっている。

《レスポンス編集部》

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