「トヨタさん、あんたリサイクルちゃんとしてるつもり?」

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「トヨタさん、あんたリサイクルちゃんとしてるつもり?」
「トヨタさん、あんたリサイクルちゃんとしてるつもり?」 全 1 枚 拡大写真

『日経ECO21』 11月号 税込み価格580円 発行:日経ホーム出版社

今月の『日経ECO21』では「もうかりはじめたリサイクルビジネス」と題して、リサイクル業界の今とこれからをリポートする。「もうかりはじめた」とあるが、自動車リサイクルのビジネスは未だきびしいようだ。

今回スポットが当てられたのは、千葉県市原市の『フェニックスメタル』(本社は東京・神田)社長、伊藤清氏だ。伊藤社長は「メーカーに何を望む?」というインタビューで「欧州では生産責任者を明確にし、廃車の管理までメーカーに義務付ける流れにある。知恵も体力もあるトヨタ自動車に国内のリサイクル全体をどのように持っていく気なのか、明確に意思表示して欲しい」と語る。

まだまだ日本の自動車リサイクルは不完全のようで、現在も不正が横行し、この会社でも自動車では採算がとれないようだ。「あくまで地域社会のために役に立つという気概がなければ継続できない事業」と伊藤社長も語る。

これからトヨタは、『GAZOO』で“揺りかごから墓場まで”的に自動車ライフをサポートするようだが、“土葬”ではなく“火葬”として周りに迷惑のかからないよう、最後までキチッと面倒をみてほしいものである。

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