有望市場中国……各メーカーの厳しい現地台所事情

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有望市場中国……各メーカーの厳しい現地台所事情
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『Forbes日本版』11月号 税込み価格900円 発行:ぎょうせい

この先の自動車産業のキーポイントと言われている中国市場。各メーカーは中国の企業と提携し、現地での生産に乗り出している。しかし、現実はそんなに甘いものではないようだ。今週号では各メーカーの中国での実状とこれからをリポートする。

40年前のロシアで設計された『ジープ』と旧型『チェロキー』を生産するダイムラー・クライスラーでは、必要な数の2倍もの4780人の従業員を中国側パートナーから要求され、「衣食住のめんどうまですべてを見なければならないので業績が上がらない」ともらす。

反対に好調なのはGMとVWだ。GMのビュイックは、広く旧世代の人にも知られており、昨年は販売目標の2倍の1万9800台を売ったという。また、VWは市場の58%のシェアを誇るが、これは競争相手に対する進出許可が政府から下りないためだという。今後トヨタが2002年に参入し、GMからはスズキかいすゞが参加すると見られている。中国では中流階級が急速に増加しているというから、中国市場はこれからが熱い!

ちなみに、6月に中国で開かれたモーターショーでは連日超満員でチケットの入手が困難だったという。駐車場には自転車が“満車”だったそうだ。

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