排ガス防止でアリゾナ州が破産?

エコカー 燃費

排ガス公害を少しでも減らそうと、代替燃料や電気自動車などの低公害、無公害車両を購入する人に対し州政府がインセンティブを行う、というのはカリフォルニアをはじめアメリカの多くの州で行われている政策。

ところがアリゾナ州の知事が、こうしたインセンティブは州政府にとってコストがかかりすぎる、とコメント。アリゾナ州では現在インセンティブにかかる費用が年間4億2000万ドル(約455億円)に達している。これはなんと州の予算の7%にも相当する。当初予定されていた費用は1000万ドル程度で、大幅に予算をオーバーしていることになる。

こうなってしまったのは、元々の法案が曖昧で、「代替燃料でも走行できる」普通のガソリン車でも1台あたり1万ドルもの税金控除が認められることになってしまったため。公害は減らない、州の予算は食う、でインセンティブ法案の見直しがせまられている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコ良すぎ」黒い三菱『アウトランダーPHEV』にSNSも注目! 価格については「気絶しそう」の声も
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
  4. 都市型小型3輪EV「Lean3」、ベクターのOS「MICROSAR Classic」採用
  5. VW『ポロ』、次世代で完全電動化! 量産型デザイン先行公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る