日本初、低硫黄軽油でDPFを装着したバスが一般道を走行

エコカー 燃費
日本初、低硫黄軽油でDPFを装着したバスが一般道を走行
日本初、低硫黄軽油でDPFを装着したバスが一般道を走行 全 1 枚 拡大写真

ジョンソン・マッセイ・ジャパン・インクは、今月21日から同社のDPFであるCRT(連続再生式トラップ)を東京都営バスに装着し、全国初の実走行試験を行うと発表した。同社によると東京都では、結果が良ければCRT装置を搭載したバスを段階的に増やしていく計画を持っていると説明している。

今回の実走行試験は、昭和シェル石油が開発した低硫黄軽油(50ppm以下)を安定供給を受ける体制が整ったことから、路線バス試験が可能となった。試験バスは目黒自動車営業所港南分駐所の虹01系統の浜松町〜東京ビッグサイトを運行するバス2台にCRTを装着して実験する。

同社のCRTは、低硫黄軽油が必要なため、日本では実用化されていなかった。CRT装置は従来の国産DPFと比較して半分以下の容積なため、実装のマフラーとほぼ同じで、これまで困難だった低床式バスにも装着できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る