ダイクラで大損を受けた男の逆襲が始まる!?

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ダイムラー・クライスラーの第3位の株主でもあり、企業買収などを手掛ける投資会社「トラシンダ」を経営するカーク・カーコリアン氏がダイムラー・クライスラーを相手に90億ドル(約1兆円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。

これはアメリカCNNが報じたもので、裁判を提起したトラシンダ側の主張としては「旧ダイムラーベンツ出身者が中心の現経営陣が、1998年にクライスラーと合併した際、クライスラー株主の支持を得るために対等合併を約束する詐欺行為を行った」こと。

そしてその結果「ダイムラーのユルゲン・シュレンプ会長の独裁状態となり、旧クライスラー役員に対するごう慢な態度が会社を荒廃させ、株価が過去3週間で約18%下落する事態を招いたとため」としている。

トラシンダを経営するカーコリアン氏は、旧クライスラー時代に同社に対しての敵対的買収を仕掛け、結果として13.75%の株式を取得して役員にも就任したが、合併時の取締役会で役員を解任される決議を受けた。

今回の訴訟に対してダイムラー側は27日に「ダイムラー・クライスラーは、訴状のコピーを受け取っていない。トラシンダの声明から判断すると、訴状での主張は全く的外れのようだ」とのコメントを発表している。

《石田真一》

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