難しい修理はおまかせ〜ヤナセの「昔とった杵柄」

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ヤナセはこのほど、エンジン整備や異音の解消など難しい修理を専門に請け負う「港北テックセンター」を神奈川に開設した。GMやベンツなど各社の技術サービスコンテストに入賞した優秀なメカニックを集め、東京・神奈川にあるヤナセ31支店の修理業務を支援する。

センターが引き受けるのは(1)12時間以上の作業時間を必要とする難作業車、(2)2回目以降の車検、(3)エンジン、電気系統、(4)異音など原因究明に時間がかかるものなど。各支店ではセンターへの修理委託で浮いた設備とメカニックをオイル交換など店頭での軽整備にまわし、これらの待ち時間を短縮させる。

ちなみに支店〜センター間の陸送費はヤナセが負担し、工賃も支店修理と変わらないという。ヤナセ支店の修理が優先だが、ベンツ「シュテルン店」などの修理依頼も受け付けていく、という。

ヤナセにはベンツやアウディの輸入業務を手がけていた時代の施設が都市部に残っている(もちろん、銀行の担保には入っているが)。今後、こうした土地を活用して名古屋や大阪にも同様の施設を作っていく考えだ。

《編集部》

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