管理職を一気に削減。三菱のリストラ大作戦スタート

自動車 ビジネス 企業動向
管理職を一気に削減。三菱のリストラ大作戦スタート
管理職を一気に削減。三菱のリストラ大作戦スタート 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車工業は1日、人員スリム化を推進するための新たな早期退職制度を実施すると発表した。対象は30歳後半から50歳代後半の管理職2800人で、希望者を来年1月から3月末まで募集する。

同社は、経営合理化のため間接人員を2004年4月に8900人に削減する計画を進めており、現在9600人にまで減らしている。ただ、リコール隠し問題により今年度は予想を上回る赤字幅となる見通し。このため早期退職を促すことにより人員削減を加速させる計画だ。

新制度は、退職金への積み増し額を従来の早期退職制度の「月収1カ月〜23カ月分」から、「6カ月〜44カ月分」に増やすというもの。また、転職したいが再就職先がみつからないという社員向けには、月収の8割を保証しながら1年間休職扱いとする転進支援制度も同時に実施する。

同社は早期退職制度の利用者は200人程度になるとしている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  2. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  3. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  4. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  5. 【GR86×カーオーディオ】純正オプションに不満!? BLAMで高音質化への最短ルート[car audio newcomer]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 前編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る