どうなる、SUVの保険料……上がったり下がったり

自動車 社会 社会

ステートファーム保険会社がSUVなど大型車の傷害治療保険の料金を最大40%引き下げる、と発表して以来、消費者や保険会社の間に物議をかもしてきた。

これに対抗するかのように、保険会社最大手のオールステート、プログレッシブがSUV、ピックアップ、フルサイズバンなどのライアビリティ(衝突責任=事故を起こした場合に相手に与える損害を賠償するプレミア)の保険料を引き上げる、と発表した。理由はこうした大型車が衝突事故を起こした場合、相手に与えるダメージが普通車両よりも大きい、と判断されるため。

傷害保険は事故を起こした場合に事故車を運転していたドライバーにかかる医療費をカバーするもので、大型車ではケガをしても軽度の場合が多い、と保険料引き下げが決定された。しかし一方で衝突責任の保険料が上がれば、結局大型車オーナーの保険料は以前と変わらないものになりそう。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  3. レクサス、次世代スポーツコンセプトを世界初公開
  4. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  5. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る