ゴーンの改革にまだまだ疑問符がイッパイ

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ゴーンの改革にまだまだ疑問符がイッパイ
ゴーンの改革にまだまだ疑問符がイッパイ 全 1 枚 拡大写真

『財界』1月2日号 
税込み価格720円 発行:財界研究所

最近各メディアを賑わす日産の復活という言葉。だが、ゴーン社長の改革に疑問符を投げかける意見もあるようだ。今週の『財界』では「ゴーン・日産は本当に体力を回復できたか?」を取り上げる。

本文中の業界関係者の言葉によると「単独決算の売上原価は確かに減っているのですが、連結売上高の売上原価は逆に減っている。コストダウンの効果はどこからきて収益を押し上げたのか……。逆に販管費は上がっていますね」という疑問の声や、「昨年の単独7900億円という大赤字決算時に、将来の損益までを計上したのだから当然利益は出る」という厳しい見方もあるようだ。

また、社内には、「こんな簡単な改革ならば、もっと早くできたはず」という旧経営陣に対する不信もあるようだ。本文中にも、「低迷する市場シェアを上向かせる施策はゴーン社長の口からは聞かれない。逆に日産首脳は『シェアよりも収益』と短期的な回復に軸足があることを代弁する」と書かれている。

この他、日産系部品メーカーの実状や、北米での販売が好調だが国内での販売は依然低迷していることなどを取り上げる。まだまだ日産にもゴーン社長の言うように時間が必要であり、手放しでは喜べないこなのだろう。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る