ゴーンの改革にまだまだ疑問符がイッパイ

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ゴーンの改革にまだまだ疑問符がイッパイ
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『財界』1月2日号 
税込み価格720円 発行:財界研究所

最近各メディアを賑わす日産の復活という言葉。だが、ゴーン社長の改革に疑問符を投げかける意見もあるようだ。今週の『財界』では「ゴーン・日産は本当に体力を回復できたか?」を取り上げる。

本文中の業界関係者の言葉によると「単独決算の売上原価は確かに減っているのですが、連結売上高の売上原価は逆に減っている。コストダウンの効果はどこからきて収益を押し上げたのか……。逆に販管費は上がっていますね」という疑問の声や、「昨年の単独7900億円という大赤字決算時に、将来の損益までを計上したのだから当然利益は出る」という厳しい見方もあるようだ。

また、社内には、「こんな簡単な改革ならば、もっと早くできたはず」という旧経営陣に対する不信もあるようだ。本文中にも、「低迷する市場シェアを上向かせる施策はゴーン社長の口からは聞かれない。逆に日産首脳は『シェアよりも収益』と短期的な回復に軸足があることを代弁する」と書かれている。

この他、日産系部品メーカーの実状や、北米での販売が好調だが国内での販売は依然低迷していることなどを取り上げる。まだまだ日産にもゴーン社長の言うように時間が必要であり、手放しでは喜べないこなのだろう。

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