【読者情報】『プリウス』の燃費が伸びない原因がわかった!

エコカー 燃費
【読者情報】『プリウス』の燃費が伸びない原因がわかった!
【読者情報】『プリウス』の燃費が伸びない原因がわかった! 全 1 枚 拡大写真

現在初期型プリウス(NHW10)に乗っているbooleanさんからのおたより---

e燃費でも初期型『プリウス』は何台か登録されているようですが、10・15モード燃費(28km/リットル)と比較するとあまり成績が良くないようです。この理由をプリウスユーザーとして少し考えてみました。

プリウスには5分毎6区間、計30分の区間燃費計がついています。これを見ていると毎回最初の5分程度の燃費が非常に悪いようです。大体12km/リットル前後といったところでしょうか。条件によってはさらに落ちます。そのあとは状況にもよりますが20〜30km/リットルまでアップします。

これは、メーカーの説明によると、エンジンを保護するためとのことです。このことからプリウスは1回の運転時間が長い運転環境に適したクルマだといえます。他の車でも多かれ少なかれ同じ傾向があるとは思うのですが、限界まで性能を引き出しているプリウスの場合、特にその傾向が強いのでしょう。実際私の場合だと、片道20km近い通勤がメインですが、e燃費が始まって以来8000kmを22km/L以上で走りました。

これはこれで仕方ないとは思うのですが、残念なのは、メーカー側が短距離の運転が主な場合燃費が低下する恐れのある特性を、ユーザーに知らせなかったことです。この結果、短距離しか運転しない人が燃費を期待してプリウスを買い12〜13km/リットルしか走らないという話もインターネット上で時折見かけます。

ただ、最近のマイナーチェンジしたプリウスは最初の5分の燃費もだいぶ向上したようです。e燃費にもこの新型プリウスが登場して名誉挽回してくれればいいのですが。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る