衝突安全基準を世界統一するのは「彼」だ?!

自動車 ニューモデル 新型車
衝突安全基準を世界統一するのは「彼」だ?!
衝突安全基準を世界統一するのは「彼」だ?! 全 1 枚 拡大写真

日本、アメリカ、ヨーロッパの自動車衝突安全技術の技術者、専門家などで構成される国際研究調和活動(IHRA)」のプロジェクトチームは、次世代の世界基準となる側面衝突用のダミーである「ワールド・サイド・インパクト・ダミー」を開発したと発表した。

これまで衝突実験用のダミー人形には、各国がそれぞれ独自のモデルを用意してきた。アメリカ人と日本人では体格も違うし、クルマ自体の安全基準もアメリカ方式とヨーロッパ方式で異なるなどの事情もあったが、多数のダミーを用意しなければならないことが衝突実験のコスト上昇につながっていた。

次世代ダミーはこれまでと同じく体格別などに用意されるが、各国のダミーの優れた点を融合し、単一のモデルで実験を可能としている。自動車部品などは徐々に世界標準化し、コストを下げてきたという経緯があるが、それが実験用のダミー人形まで及んだ形だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  2. ヤマハが初の長距離ツーリングイベント開催、8万円も「高くない」リピート参加したくなる理由とは
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. 1241万円で落札された伝説のコンプリートマシン、奈良のディーラーが購入者と判明 一般公開へ
  5. トヨタのAセグ初のハイブリッド車に、小型SUV『アイゴX』改良新型を欧州発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る