【トヨタ『ランクス/アレックス』】ここからここまでは、同じ

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【トヨタ『ランクス/アレックス』】ここからここまでは、同じ
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『ランクス/アレックス』は、『カローラ』と同時に開発されたクルマである。ということは部品の共有部分も多いわけだ。エンジンやサスペンションが基本的に同じなのはともかくとして、一番「お金がかかる」のは、ボディ構造である。どこを、どう共有しているのだろうか?

「ボディ外板については、基本的にフロントからBピラーまではセダンと同じです。そこから後ろの部分が専用設計ですね。リアのオーバーハングを短くし(セダン比でマイナス190mm)、ハッチゲートを設けています。そのため、リアのドアは、パネル部分は同じですが、ウィンドウのレールは、ルーフやCピラーの形状に合わせて変えています。アンダーフロアについては、基本的に同じですが、やはり後半部、フューエルタンクより後ろの部分が専用設計になっています」

と、トヨタ自動車第2開発センター・第2ボデー設計部第23ボデー設計室の日高司さんは答える。『ランクス/アレックス』では特に、バックドア開口部周りでのボディの剛性化を図ったという。つまり、Cピラーに沿ってボディ断面を一回りし、リアのクロスメンバーとつながった補強部材と、ハッチの開口部のまわりをぐるりと取り囲むかたちの補強部材を採用することで、ボディ後半部の剛性を向上させているという。

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