ローンは乗っただけ支払う---クルマの新しい販売システム

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ローンは乗っただけ支払う---クルマの新しい販売システム
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GPSを使い、割り出した走行距離に応じて課金してユーザーに請求するという、新しい自動車販売のシステムを東京のヴイ・ファクトリーという会社が開発し、この秋から実施する。

これはクルマを走らせた分だけ課金するというもので、走行データの記録はGPSを使って行われる。1kmあたりの利用金額は価格200万円台のクルマで約60円、同400万円台のクルマで110円程度を予定している。ユーザーは1カ月間に自分が走らせた距離の分だけ支払えば良い。試算ではサラリーマンが週末などのレジャー移動を主目的に使用した場合、月々の支払額が通常のローンと比較して2万円程度安くなるという。

車種やグレードについては現在策定中だが、中古市場に流しやすいように売れ筋のクルマが指定される可能性が大きいようだ。同社では来春までに1200台を成約させたいとしている。

《石田真一》

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