事故原因は駐車違反---警視庁が態度を硬化

自動車 社会 社会

警視庁は、違法駐車車両が関係する人身事故が急増しているため、これまでの「衝突した側により多くの過失がある」という原則を見直し、違法駐車を行ったドライバーの刑事責任を追及していく方針に転換することを明らかにした。

昨年、都内で発生した事故のうち、駐車車両に乗用車や二輪車が追突するという事故は610件も発生しており、20人が死亡している。全国規模で見るとさらに多く、前年比で173件増の2878件も発生。このうち716件では追突したドライバーが重傷を負ったり、亡くなったりしているという現状がある。

警視庁では駐車違反を「重大な過失」と認識し、これが元で事故となった場合にはドライバーが現場にいなかったとしても、業務上過失致死や傷害などの容疑で積極的に検挙していくという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る