4月6日、トヨタ自動車は5ドアパーソナルクーペ、『WiLL VS』を発表した。
『WiLL』とは、21世紀における新しい消費スタイルへの適応と新市場創出を目指した異業種合同プロジェクト。キーワードは「遊びゴコロと本物感」だ。現在トヨタ自動車のほか、アサヒビール、花王、近畿日本ツーリスト、江崎グリコ、コクヨ、松下電器産業が参加している。オレンジの地色にWiLLと書かれたチョコレートやヘアスプレーなどを見かけることも多くなってきており、ブランドはしだいに浸透しはじめている。
トヨタが『WiLL』ブランドを冠したクルマを発売するのは、リッターカーのヴィッツをベースとした『WiLL Vi』(2000年1月発表)に続いて2台目だ。『WiLL Vi』と同様、既存のクルマの美意識にとらわれない、大胆なボディデザインを売りとする。