人体により近く---次世代ダミーで日米協力

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人体により近く---次世代ダミーで日米協力
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国土交通省は、人体ダミーを改善するため、次世代の国際統一ダミー(THORダミー)をアメリカ運輸省と共同研究する。

自動車衝突試験用人体ダミーは現在、ハイブリッド3ダミーが国際的には使われているが、衝撃応答特性を一層改善し、より人体に近付けるため、米国運輸省を中心に次世代ダミーが2003年を目途に開発されている。

今回、国土交通省自動車交通局とアメリカ運輸省国家道路交通安全局は、より人体に近いダミーの開発を効果的に行うことを目的に、ダミーの頚部特性改善に関する研究で協力することで合意した。国土交通省が研究を委託している日本自動車研究所が志願者による人体頚部衝撃応答実験を行ってデータを集積、アメリカは死体実験を行い、両方のデータを比較分析する。アメリカではこの結果に基づいてデータ特性を改善したより人体特性に近い頚部を試作する。

両国の協力で次世代ダミーの性能向上が図られ、自動車の衝突安全性能の向上が期待されるとしている。

《レスポンス編集部》

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