【新聞ウォッチ】 いまや“笑うセールスマン”、日産・ゴーン社長

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【新聞ウォッチ】 いまや“笑うセールスマン”、日産・ゴーン社長
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年4月27日付

●日産、商用バン「キャラバン」発表会、ゴーン社長がセールス(毎日・8面)

●昨年度自動車輸出台数3年ぶり増加、自工会発表(産経・9面)

●スズキスポーツ、スズキ車をベースにお手軽レーシングカーを発売(東京・9面)

●小泉政権スタート、奥田碩日経連会長「構造改革に伴う雇用情勢悪化を懸念」など経済界の反応(朝日・12面)

●自動車保険の収支悪化、転機の損保再編はらむ (日経・7面)

●ゴーン日産社長が小泉首相にエール送る(日経・13面)

●トヨタやアイシンなど4社ブレーキで新会社設立 (日経・15面)

●トヨタ、東京6販社の統括会社設立 (日経・15面)

ひとくちコメント

「新型車の印象はいかがですか」——。ワンボックス型の小型商用車「キャラバン」を15年ぶりに全面改良した日産自動車。きのう都内のホテルで大口ユーザー向けの発表会を開き、会場内を飛び回って、自ら“トップセールス”を展開していたのがカルロス・ゴーン社長。

きょうの各紙が新車情報を取り上げていたが、毎日だけが、会場内での模様を写真付きで詳しく掲載している。ゴーン社長が着任して以来、大がかりな顧客向けセールスを行なったのは初めてというだけに、会場には、ペリカン便の日本通運をはじめ宅配運送業者など大口顧客約200人近くが訪れたそうだ。

ゴーン社長も大切な顧客ばかりが集まっている発表会だけに新型車の特徴をアピールしながら熱心に売り込んでいたようだが、招待客からは「リストラを強行するあの鋭い顔つきの男のイメージとはまるで別人」と思われるほど、笑顔を絶やさずに接客していたという。シェア向上のため“コストカッター”から“笑うセールスマン”への変身ぶりには脱帽する。

《福田俊之》

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