湾岸戦争以来、10年ぶりの危機感? ガソリン先物価格が急騰

自動車 社会 社会
湾岸戦争以来、10年ぶりの危機感? ガソリン先物価格が急騰
湾岸戦争以来、10年ぶりの危機感? ガソリン先物価格が急騰 全 1 枚 拡大写真

アメリカのニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で26日午後、ガソリン先物取引で1ガロン(約3.8リットル)あたり1.1135ドルまで価格が急騰した。これはイラクがクウェートに侵攻し、湾岸危機が発生した際(1990年8月23日)に記録した、これまでの最高額1.11ドルを上回る数値となり、過去最高を更新した。

アメリカではガソリンの市場価格も高騰しており、すでに原油価格の上昇率を超えるという異常なペースで値上げが続いている。今回の先物取引での数値は、市場に出回るガソリンが減るかもしれないという危機感から生じたものと見られているが、ブッシュ政権が掲げる景気回復策ではエネルギーに掛かる費用の下落を最低限の条件としているが、現状のままガソリン価格が推移することになれば、早くもブッシュ政権の舵取りに赤信号が灯ることとなりそうだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 日産『ムラーノ』新型、米IIHSで最高の安全性評価
  4. BYD、千葉県初の正規ディーラー「BYD AUTO 船橋」6月27日オープンへ
  5. 運転席から1人でアタッチメント交換を実現、日立建機が中型油圧ショベル4機種発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る