「見捨てられちゃかなわない」カルソニックも日産に続いてアメリカへ

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「見捨てられちゃかなわない」カルソニックも日産に続いてアメリカへ
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自動車部品メーカーのカルソニックカンセイは7日、日産がアメリカ・ミシシッピー州に建設を決めた新工場に部品を供給するため、隣接地に工場を新たに建設し、進出するという方針を明らかにした。投資規模は20億円で、主にラジエーターやバンパーなどを製造する。

カルソニックと日産は縁の深い企業だが、日産は「日産リバイバルプラン」の中で効率の良い部品調達を目標課題としており、同様の品質の部品を安価で調達できる場合には系列にこだわらないという姿勢を見せている。このため、カルソニックも一緒にアメリカに進出し、輸送費などのコストを低減することで価格を割安なものとし、日産向けの販売量を確保する方針だ。

カルソニックの新工場は、日産がミシシッピ州マディソン郡で稼働させる新完成車工場の敷地内に建設される予定で、部品の供給だけでなく、車体前部の一部製作も代行するという。

《石田真一》

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