トヨタ自動車は、車両停止時にエンジンを自動停止させ、発進時に再スタートを行う「トヨタ・ストップ・アンド・ゴー・システム」を採用した『ヴィッツBエコパッケージ』、『同ビジネスエコパッケージ』を10日から発売した。
新採用のストップ・アンド・ゴー・システムは、5速マニュアル車専用で、信号などで車両を停止させ、ギヤをニュートラル状態にしてクラッチペダルから足を離した時、エンジンが停止する。クラッチペダルを踏み込むとエンジンが再始動するシステムで、スムーズなアイドリングストップと再発進を可能にした。
このシステムの採用で、燃費を7%向上し、ハイブリッド車を除くと乗用車トップとなる10・15モード燃費24.0km/リットルを実現した。価格はエコパッケージの5ドアがベース車「B」より5万円高い93万5000円。なおヴィッツ(排気量1.0リットル、5MT)のe燃費は16.7km/リットルを記録している。