連載【新聞ウォッチ】小泉新首相も出席? 17日の自工会総会は注目のマト

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連載【新聞ウォッチ】小泉新首相も出席? 17日の自工会総会は注目のマト
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年5月14日付

●総務省、キャンピング車に標準税率、乗用車の8割に引き上げを検討 (東京・1面)

●あと一年、どうなる財界統合、統合の仕掛け人奥田日経連会長が本命(東京・8面)

●知って得する暮らし百科「車の教習料金が各地で違うのは…」(毎日・13面)

●ホンダ、中国で乗用車4割増産へ、40億円投資、来秋年7万台規模(日経・13面)

●自動車部品大手のユーシン、特需でピッキング防止錠を増産 (日経・13面)

●武富士放火から一週間、逃走の軽自動車「スバル・サンバー・ディアス・クラシック」洗い出し急ぐ (日経・39面)

ひとくちコメント

月曜日の朝刊は、その週の動きをチェックするのに役立つ「週間予定」を各紙が掲載しているが、今週は自動車各社の決算発表が目白押し。ダイハツ(14日)をはじめ、トヨタ自動車(16日)、日産自動車(17日)、三菱自動車(18日)と続く。もっとも、自動車業界の関係者にとって見逃せないのが、17日に開かれる日本自動車工業会の通常総会。

警備上の都合で公表はしていないが、総会後の懇親会には小泉新首相も顔を出す予定となっており、“小泉−奥田会談?”で「低公害車」の“国民車”構想化に拍車がかかる可能性もあるからだ。

それにしても、自工会の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)は、日経連の会長も務めており、その定時総会も同じ17日に行なわれるとあって大忙しだ。きょうの東京が「こちら特報部」で、一年後に迫った「経団連」と「日経連」統合の仕掛け人として奥田会長を“財界総理”の本命と取り上げれば、産経、日経も「週間予定」の欄に顔写真付きで掲載。小泉人気にも負けず劣らず、「今週の顔」は奥田会長で決まりのようだ。

《福田俊之》

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