【新聞ウォッチ】いすゞが大リストラ、日産、三菱を抜く“断トツ”

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【新聞ウォッチ】いすゞが大リストラ、日産、三菱を抜く“断トツ”
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年5月28日付

●深読み情報カプセル、ファイアストン、フォードと絶縁、英断? 無謀? 攻防これから (日経・7面)

●スズキ、カスタム(改造)事業を強化、湖西工場に専用ライン新設(日経・15面)

●八千代工業、ホンダ新工場に対応し、英生産拠点を増強(日経・23面)

●わが社の有名人「実車よろしくミニカー作り」日産自動車の早乙女優さん(産経・6面)

●F1・モナコグランプリ、M・シューマッハ4勝目(東京・23面)

●2000年度決算・記者座談会、トヨタなど「勝ち組」の秘訣は経営力 (毎日・11面)

ひとくちコメント

先週は決算発表が集中、担当記者が東奔西走していたが、きょうは自動車メーカーとしては最後のいすゞ自動車の決算発表。だが、3期連続の経常赤字を計上、業績の悪化に伴う新経営再建計画の骨子が、すでに読売と日経が26日付朝刊でスクープ、他の各紙もその日の夕刊で報じている。

きょうの発表は新鮮味に欠けるが、それはともかく、再建計画は海外も含むグループ全体の従業員3万8000人のうち、9000人前後を、今後3年間で削減、大型トラックを生産する主力の川崎工場の全面閉鎖や本社ビルの売却なども盛り込む大胆なリストラ策という。言い換えれば4人に1人が希望退職などで通い慣れた職場を去らざるを得ないわけだ。

自動車メーカーではすでに日産、三菱、マツダなどが大幅な人員削減に取り組んでいるが、今回のいすゞは、その各社を上回る思い切った削減率で、不名誉なことだが業界ではトップに躍り出る。

《福田俊之》

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