全体相場は大幅続落したが、自動車株は高安まちまち。もっとも、前日同様自動車セクターは盛り上がりに欠ける展開が続いている。日産自動車が終値806円、前日比3円安と続落。一時3月30日以来に800円台を割り込んだ。
チャートの下値抵抗ラインを割ったことで、調整局面入りを指摘する声もあるが、実態の良さには文句がつけようがないのも事実。800円を巡る攻防で、正念場を迎えることになりそうだ。
ホンダも、前日比50円安と500円ちょうどまで続落。トヨタ自動車も3日続落し、同20円安の4200円とさえない動き。一方、スズキが前日比6円高の1449円と小幅ながら続伸。買戻しの動きが続いているが、決算後の急落と比べると上げ幅は小さい。三菱自動車工業、ダイハツ工業、いすゞが反発し、半面、マツダ、富士重工業は続落した。