【誕生・新型日産『スカイライン』】音のためにブロックを新しくしました

自動車 ニューモデル 新型車
【誕生・新型日産『スカイライン』】音のためにブロックを新しくしました
【誕生・新型日産『スカイライン』】音のためにブロックを新しくしました 全 4 枚 拡大写真

新型『スカイライン』のエンジンは2種類。2.5リットルと3.0リットル、ともに直噴V6となる。これは、『セドリック/グロリア』に搭載されている「VQ」エンジンをベースとしながら、シリンダーブロックやヘッドを改良したもの。最大出力は、2.5リットルが215ps(158kW)、3.0リットルが260ps(191kW)となる。

パワートレイン事業本部 エンジン製品開発部 エンジン製品開発グループ主査の龍田浩氏は、「エンジン型式こそ同じですが、内容はそれ以上に新しくなっています。やみくもな高性能を狙うよりも、気持ちよく運転できるエンジンを目指しました。そのために、いい音で回り、レスポンスがリニアなエンジンを主題として開発しました」

「シリンダーをブロックから作り直したのも、雑な振動や音を消して、いい音を奏でるエンジンにするのが主な目的でした」と語る。そのほか、エキゾーストパイプの集合角を滑らかにして、排気干渉音をきれいにすることで、音と出力の向上を両立したとのことだ。

またレスポンスについては、「可変バルブタイミング機構を、より応答性の良い電子制御式とすることで、状況に応じたバルブタイミングにリニアに対応し、レスポンスのいいエンジンとなっています」と胸を張る。絶対的な性能よりも、感性に訴えるエンジンを目指した、というところか。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る