【本日発表! 三菱『エアトレック』】「全車GDI化」に路線修正

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【本日発表! 三菱『エアトレック』】「全車GDI化」に路線修正
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三菱『エアトレック』のエンジンは2.0リットルと2.4リットルの2機種。2.0リットルは三菱お得意の直噴ガソリンエンジンGDIではなく、かつて同社が提唱していた「ガソリン車全車GDI化」の路線修正がうかがえる。

2.0リットル直4はすでに熟成の域にある「4G63」型SOHCで、最高出力126ps/5500rpm、最大トルク17.6kg-m/4500rpm。2.4リットル直4はギャランなどにも使われている「4G64」型DOHCで、こちらはGDI。スペックは最高出力139ps/5500rpm、最大トルク21.1kg-m/3500rpm。

10・15モード燃費は2.0リットルが2WD=11.2km/リットル、4WD=11.0km/リットルであるのに対し、GDIの2.4リットルは2WD=12.0 km/リットル、4WD=11.4km/リットルと上回っている。もっともGDIのほうは圧縮比が10.8と高いためにプレミアムガソリンが推奨燃料で、燃料代は結局2.0リットルのほうが安くすみそうだ。排気ガスも2.4リットルGDIに比べて普通の2.0リットルのほうが有害物質が少ない。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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