死者の数字は減少しているけれど……警察庁の交通事故統計

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警察庁がまとめた今年上半期(1〜6月期)の交通事故による死亡者数は4008人で、前年同期比で252人(5.9%)減少していることが明らかになった。

事故発生件数は44万2917件と、同6088件(1.4%)の増加となっており、こちらはむしろ増える傾向にある。死者が減少した反面、負傷者の数は55万0851人で、1万0123人の増加を記録した。エアバッグなど、車両側の安全装備の充実が即死者を減らしたが、その一方で重軽傷者のカウントが増しているという現状からも事故の減少を感じることはできない。

注目すべき点は高速道路上での事故が前年同期比で16%も増加したことで、196人の死者を出した。路線別で死者が多かったのは山陽道と中央道で、ともに20人。次いで東北道の17人、東名高速と九州縦貫道の13人となっている。

《石田真一》

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