31日、日本のトヨタ自動車と、フランス資本でアメリカに本拠を置く娯楽・情報産業のユニバーサル・スタジオが、マーケティングで提携することになった。トヨタがブランド使用料をユニバーサルに支払うことになり、自動車メーカーと娯楽産業との提携では最大規模だという。
トヨタは日本でテーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンとすでに提携しているが、今回の提携はそれを地球規模に拡大したような形になる。トヨタがユニバーサルに支払う金額や提携期間は明らかにされていないが、額は数千万ドルから1億ドル、期間は3年プラス・オプション2年と伝える報道もある。
具体的には、トヨタがテーマパーク、映画、TV番組、webサイトなど、ユニバーサルのビジネスを後援し、いっぽうユニバーサルの公用車や作品中のクルマがトヨタ車になったり、トヨタの広告・宣伝展開でユニバーサルのキャラクターが使用されたりする。