【新型メルセデスベンツ『SL』】兄弟車の展開---350、500、560、AMG

自動車 ニューモデル 新型車
【新型メルセデスベンツ『SL』】兄弟車の展開---350、500、560、AMG
【新型メルセデスベンツ『SL』】兄弟車の展開---350、500、560、AMG 全 6 枚 拡大写真

新型メルセデスベンツ『SL』シリーズで日本にまずリリースされるのは「SL500」となる。先代に搭載されている5.0リットルV8エンジンが再登場。1気筒あたり3バルブのこのエンジンは、5600rpmで308bhpを出力。そして2700rpmから4200rpmの間では驚異の460Nmのトルクを発生する。

後輪を5速シーケンシャルATを介して駆動する。実力は0-100km/h加速が6.3秒、60-120km/h加速が3速でたったの7.6秒、最高速度は電子制御される自主規制値の250km/h。

そして来月開かれるフランクフルト・モーターショーで、メルセデスベンツは「SL500」よりもさらに速いモデルをAMGから発表する。このAMGバージョンのSLは、新開発スーパーチャージド5.5リットルV8エンジン(440bhpに600Nm)を使って、ポルシェ『911』やフェラーリ『360モデナ』をあっと言わせる。

その名もAMG『SL55』は、リリースされたばかりの『SLK32』と類似したボディキットを携え、また「スピードシフト」と呼ばれる、迅速なギアチェンジを可能にするエレクトロニック・トランスミッションを搭載。日本での販売開始は早くても2002年の9月頃になる。

加えて、ツインターボチャージド5.6リットルV12エンジンを搭載する、よりリッチなバージョンも計画されているという。エンジンは、あの巨大な『マイバッハ』セダンにも搭載予定だから、性能はいちいち説明するまでもないだろう。2003年末のリリースが予想され、その時に500bhpプラスの出力と900Nmトルクが披露される。世界のスーパーカーのトップを飾るのに充分なパフォーマンスだ。

メルセデスベンツがターゲットとしているのは、何も特別にリッチな人々ばかりじゃない。正式には発表されていないが、「SL350」というエントリーレベルが2002年の終わりにはラインナップされる、と情報筋。ガソリン直接噴射式、気筒あたり4バルブの新開発3.5リットルV6エンジンが採用されるとのこと。出力240bhpにトルク350Nmを発生。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る