人種差別? 不買運動を回避するため、トヨタ黒人支援

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人種差別? 不買運動を回避するため、トヨタ黒人支援
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米国トヨタ自動車販売が人種差別の絵葉書を作ったとして、黒人指導者ジェシー・ジャクソン師が批判していた問題で、米国トヨタは人種に配慮していくことでジャクソン師と和解したことを明らかにした。具体的には、トヨタが広告を出す場合、黒人が経営する広告代理店を少なくとも1社は選択することやサプライヤーの選択でも黒人経営者の部品会社から、年間7億ドルを調達することで合意した。

トータルでは黒人経営者らを支援するため、10年間で78億ドルを充当する。トヨタでは、新たな投資を増やすのでなく、黒人経営者らに配慮するため、従来の部分を振り分ける方針だ。

米国トヨタが作成した絵葉書が黒人イコールギャングをイメージさせるとしてジャクソン師が批判、トヨタ不買運動も計画されていたが、トヨタは黒人に破格の待遇を約束することでこれを回避した格好になる。

それにしてもハガキ1枚が78億ドルになるとは、これを考案した者は夢にも思わなかっただろう。

《レスポンス編集部》

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