【フランクフルトショー2001出品車】BMW『M3 CSL』(2)---MはM

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトショー2001出品車】BMW『M3 CSL』(2)---MはM
【フランクフルトショー2001出品車】BMW『M3 CSL』(2)---MはM 全 1 枚 拡大写真

そのほか軽量化を目的としてBMWが『M3 CSL』に採用したものは、特製の超薄リアウィンドウもそうだ。フロアパンの一部、そしてパッセンジャーシートとラゲッジスペースの間のリアバルクヘッドには、航空機などでよく使われるハニカム材が適用されている。

開発では、確かに軽量化が主な目的のひとつとされているが、同時に従来の『M3』らしさを失わないことも念頭に置かれていた。フロントエアバッグ、パワーウィンドウ、ドアの集中ロッキングシステムなどを見ればそのことは明らかである。

ボンネットの中身はというと、従来のM3で好評を得ている3.2リットル直列6気筒エンジンをパワーアップさせたもの。この自慢のオールアルミエンジンは、BMWの言うところの“シンプルかつ効率的なシリンダーチャージ”と“今までにない摩擦の抑制”を可能にするとのこと。

エンジンパワーに関してはなかなか口を開こうとしないBMWなのだが、トップエンドがなんと200rpmアップの8200rpmにまで引き上げられたところを見ると、370bhpくらいは出力可能なのではないか。だとすると、スタンダードM3に比べて27bhpのパワーアップである。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る