自衛隊基地で一般市民が5時間半拘束される

モータースポーツ/エンタメ 出版物

島根県の航空自衛隊美保基地所属の隊員が起こした交通事故の処理を巡って、相手側の男性らが話し合いのために同基地を訪れた際、住居侵入容疑で同基地警務隊に現行犯逮捕されていたことを毎日新聞が報じている。

報道によると、この男性らは8月22日夜に発生した追突事故の補償交渉を行うため、24日の夜に同基地を訪れた。しかし、この隊員は「クルマは知人の所有であるため補償はしない」とこれを拒否。男性らの面会要求にも応じようとしなかった。この男性らはおよそ1時間、ゲート前で待たされたが、隊員が出てこようとしないので、宿舎まで歩いていこうと基地の敷地内に入ったところで同基地の警務隊が身柄を拘束。逮捕して5時間半の取調べを行ったという。

この男性は「警備隊員の許可を得て入った。それなのに逮捕するのは違法だ」として、基地指令に抗議文を提出して謝罪を求めているが、基地広報は「立ち入りは許可しておらず、男性らは警備隊員の静止を振り切って侵入した。事故の補償交渉と基地内無断進入は別問題」とコメントしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る